★10月18日なんと☆ウグルは7年振りのお祭りだ~!! |
ボランテイアの方々や地元新聞社、テレビ局の方々、島を離れて宿毛市内や都会で暮らす人々が総勢350人ほど集まり、島はかつて無いほど?の盛り上がり。
久々に活気づきました。
島民を加えると、実際は400人近い規模にふくらみ、普段27名ほどのお年寄りしか生活していない小さな島はこの日、日頃聞こえる事もない子供達の歓声や若い人々の嬌声、怒声?に湧きかえりました。
お祭りは島の高い所から見下ろす位置にある春日神社から、まず先に牛鬼が下りて行き、次に神輿の合図のあと、やぐらが・・・(小さな男の子4名が乗り太鼓を叩きながら、「アラヨ~イヤセ!」の掛け声に「ヨイセ~、ハリセ!」と応える形で)、最後に神輿が追う・・・。
何分狭い石段を大きなやぐらや神輿がおりて行くのは至難の業。男達の怒声と汗がほとばしる?!
とにかく廃校になった校舎の校庭で練る三つ巴の戦い?は圧巻!!ド迫力もの!
日本人はホントにお祭り好きなんだな~と、我ながら再認識した次第。
隣の沖ノ島の方々、すくも湾漁協の方々、市役所の方々、新聞を見て高知県東部の南国市から見物に来た人達など、祭り復活ののろし?に矢も盾もたまらず駆けつけて下さった方々に、心から感謝したい気持ちで一杯です。
前々日からウグルの渡船業者が協力し合い、チャーター船を出すなど、祭りの実行委員会の指揮のもと、物資を運ぶ他、準備に奔走。復活の為の寄付金集め等、地元民皆で一致団結する様は感動的ですら・・・。
当日の夜は、全イベント終了後、ウグル渡船業者全船と我がシーホース、他にも沖ノ島の初福渡船さん、漁業船数隻などが、参加された方々ほぼ全員を片島港に搬送しました。
ちなみに、ウグルの渡船業者は全業者、祭りの実行委員会の役員メンバーとなり、開催の準備段階から委員会の一員として皆で参加協力しました。実際会長に就いた家中渡船さん、すくも湾漁協副組合長中山さん他、通常の業務をおいて協力した漁業者の方々の苦労は表しがたいものがあります。
そして何より、島民の一人一人が、すみやかに実行されるよう、校庭の整備や石段脇等の草刈りなど準備に尽力した事(高齢の身体に鞭打って・・・?)、筆舌に尽くし難いものが・・・。
多くの方々が来年もできれば・・・?と願った事でしょう。その為には更なる努力が不可欠。
島を訪れる皆様、次回開催される時は是非是非、やぐらや神輿、牛鬼の担ぎ手としてご参加頂きますよう、宜しくお願い致します。
夜には桟橋の突堤からあがる花火を眺めながら、広場で宴会を。風貌も変化し、顔も名前も談笑の中で一致する?かつての同級生達と盛り上がる宴席・・・最高の一夜でした。